それがマインド
商品(モノ)を買う = 新品(もちろん)
手垢のついていない新品の商品
そのモノにどのような感情を持ちますか?
「やった!手に入れた」
「欲しいモノが買えた」
・・・
そこで終わってはいませんか?
・・・
今日の革パン日和ではそこのお話
わかりやすくデニム
まさしく「育てるアイテム」の王道中の王道(王様ロード)
パリッと糊がついてびっしりとしたスタイル
もちろん完成時のそれだけで「E」のは当然
そうそう、それも絶対条件
「育てる(育つ)前の段階で完成されていること」
これは大切な要素
いきなり少し脱線の例ですが、お店に来てくれたとあるミュージシャン(ちゃんと音楽だけでご飯を食べているアーティスト」へ僕が一度聞いたこと
「現代音楽ってあとからいろいろといじれる(編集)ようになってきてますが、だとしたら誰が弾いても(叩いても)どうにでもなるんですか?」
『もちろん今は本当にほとんど編集出来ますよね、でもやっぱり「元」の音が良くないものはどれだけいじっても、編集してもこねくりまわしてもダメなんですよ。やっぱり出音の良さがあってそれをさらに良くするのが編集作業ですからね』
なんだかモノに対しても似ているなぁとその時に思ったのを思い出しました
ということで、それの原点的でもある「LIVE」(あー僕の Youtube LIVE もね 笑)で出てくる音がやっぱり「本物」だと思ってしまう古い自分
話を戻してデニム
ちょっと(1ヶ月〜2ヶ月ちょっと毎日ガンガン穿きっぱなし)でこんなにも育つ
育つことと劣化することは大きく異なると思ってる
ただの言葉だとしてもそれは違う
育つことは進化であり深化である = 最初よりも良くなること
劣化 = 最初よりも衰えて(劣る)いくこと
改めて
ビフォーとアフター
モノを手に入れることは「始まり」です
最初より「E」なるモノしか信じない
僕の信念でありマインド
そうなるモノしか作りなくないし、取り扱いたくないと思う
この日のライブの最後の方で珍しく自分の店の強味的部分をちょっとだけお話しました
(ライブでちょっと笑い混じりですがマインドは強いです)
お客様ごとのお買い物の履歴やカルテを作ったりもそういった部分に繋がっています
上記に書いた気持ちや想いは僕の中での芯の部分ですし、その為に今は会員制という形にさせて頂いているとも思っています
僕の店でなくても体感としては昔よりはどうしても僕が想う良いお店は減ってしまったかもしれないですが、それでもまだまだ魂を持ってショップをされている方はいらっしゃいます
育つモノかどうか、それを選ぶかどうかそれがセレクトされているかどうか
ぜひそういうお店にみんなに出逢ってもらいたいと僕は心から思っています
( 週刊日和 )
月曜日 —「お散歩日和」 日常の在り方つらつら
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